相続税の知識

暦年課税VS相続時精算課税

どんなケース?

親が生前にその財産を子へ移す場合、その金額によっては贈与税がかかってきます。
贈与税には、毎年110万円までなら税金がかからない「暦年課税」と、生前贈与の累計額が2500万円までなら税金がかからないかわりに相続時にその生前贈与額を親の相続財産に再び加算して相続税を計算する「相続時精算課税」の二通りがあります。
どちらが有利かは、全体の財産額や法定相続人の数、その財産を何年間に渡って贈与するか等によって変わってきます
あなたの場合はどちらが有利か?・・・ 徹底して検証してみましょう。

相続財産の総額は?・・・30000万円
法定相続人は・・・配偶者あり、子供2人
子への生前贈与額は・・・2000万円(※特定の1人に対する贈与額)
暦年課税の場合の贈与は何年間で・・・10年間
相続時点における子への相続額は・・・2500万円(※贈与を受ける特定の1人に対す配分額)
相続時点における配偶者への相続額は・・・15000万円

「制度別」相続税額比較

057_01 暦年課税VS相続時精算課税

「制度別」相続税額比較

057_01 暦年課税VS相続時精算課税

 

※本結果はあくまで参考情報です。個別・具体的な税務相談は必ず税理士の先生にご相談下さい。
Copyright (C) HyAS & Co. Inc.

無料シミュレーション

ピックアップ記事

  1. 贈与非課税の特例が延長
  2. 空家管理
  3. 別の対策として…。
  4. 事務所移転・・・賃貸オーナー様必見!!
  5. 建物解体に助成金?

関連記事

  1. 相続税の知識

    生前贈与を利用した「二次相続対策」

    どんなケース?相続対策として、生命保険はその活用次第で大きな効果が…

  2. 相続税の知識

    生前贈与効果(現金編)

    生前に子への計画的贈与をおこなうことで、全体の相続税を減らすことも可能…

  3. 相続税の知識

    用途別固定資産税の比較

    どんなケース?土地の固定資産税や都市計画税は、その土地が何に使われ…

  4. MIRAIの・・・。

    相続税、払い過ぎてる事も…。

    久しぶりの更新になってしまいました……。不動産屋さんの中でも、…

  5. 相続税の知識

    税務署職員が注意深く調べるのは…。

    相続税の申告書は、被相続人(故人)の死亡翌日から10ヶ月以内に税務署に…

  6. 相続税の知識

    分割による減額(正面のみ)

    進入路付の分割にすることで相続財産の評価額を減らすことができます青…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

最近の記事

  1. MIRAIの・・・。

    空き家問題
  2. 相続税の知識

    賃貸経営、建築費はいくらまでに抑える?
  3. 相続税の知識

    保有する住宅、今売るVSしばらく貸す
  4. MIRAIの・・・。

    絶好のチャンス!!
  5. MIRAIの・・・。

    40年ぶり…。
PAGE TOP